港北保育所の日記

それじゃだめ!

 きょうの研修会が始まりました。昨日に

つづいて金子みすゞ記念館館長で童謡詩人

の矢崎節夫さんのおはなしです。今日最初

に紹介された金子みすゞさんの詩を書きます。

 

 

「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ

 

 

私が両手を広げても、

お空はちっとも飛べないが、

 

飛べる小鳥は私のように、

地べたを早くは走れない。

 

私が体をゆすっても、

きれいな音は出ないけれど、

 

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな歌は知らないよ。

 

鈴と、小鳥と、それから私、

みんな違って、みんないい。

 

出来ない事と出来る事の関係、出来る事が

前提で物事を見ていた私ができない事から

始まった私の人生がひとつひとつ出来るよ

うになってきたのに、出来る事を優先に考

える私であった、出来る事を語っていた私、

そんな私が優先であったとこの詩は教えて

くれています。前半では「わたしとあなた」

と観ていた私、出来ない事があって当たり

前と気付き、私に出来なくてあなたには出

来ることがある。後半では鈴があり、小鳥

がいて、そして「それから」と改めてひと

ことつけて「それから私 みんな違って、

みんないい。」それぞれが認め合う世界、

否定されない世界、私の都合で人を観ない

世界、「私とあなた」から「あなたと私」

への転換私の価値観で物事を見ない事の大

切さ、あなたはあなたのままでいいのに

「あーしなさい、こーしなさい、それじゃだめ、こうあるべき」

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