6月2日木曜日苫小牧西港19時発仙台行きフェ
リーで復興支援活動に行ってきました。
3日9時30分仙台港着、約1時間後に上陸、本願
寺仙台別院にある東北教区ボランティアセンターへ、
到着後翌日の炊き出し用の野菜の買い出しに大型
スーパーへ行く。他必要なものも合わせて調達する。
津波被害を受けていないところは通常の生活が営ま
れています。お店は通常営業、物資もふんだんにそ
ろっています。なんと北海道のベルのジンギスカンの
たれを売っていました。
買い出し後は、野菜をカットしてすぐに焼ける状態に
準備しておきました。これが大変でした。いや、大変
そうでした。申し訳ない。
翌日の醤油ラーメンの調理道具です。
6月4日土曜日、朝6時に仙台を出発、約3時間かけ
て東北道を北上し、一関まで、そして気仙沼市まで
炊き出し会場(気仙沼警察署前)到着後、準備に取
り掛かる。
ジンギスカンの焼き台の炭おこし
用意した肉は、厚真ジンギスカン300Kg
用意した炭は約50Kg 炊き出しが始まる前にまず
は試し焼き!おいしっ!
間もなく始まるか、始まったところかと思います。
秋田から来ていた学生のボランティ団体と東京都
清瀬市の社会福祉協議会のボランティアバスでの
参加者など、全国からのボランティのみなさんのお
昼ご飯と、地元の被災者の方々にも食べていただ
きました。
奥に写っている緑のバスが、秋田からのバスです。
かたずけが終わった後で今回の炊き出しのメンバー
の集合写真をパチリ。
本願寺のビハーラ実践者養成研修20期のみなさん
が中心で企画されたものでした。私の友人がその企
画の幹事だったものですから、誘いを受けて参加した
次第でした。中にはインターネットで本願寺のボラン
ティアセンターの活動を知り単身で山口から参加され
た女性や、友達に誘われて夜行バスでひとりやってき
た女性なども一緒に活動しました。皆さんのバイタリ
ティたるや素晴らしいとただただ感服いたすところです。
今回一番心に残ったことをおひとつ
炊き出し終了後仙台への帰り道に歩道橋の横断幕が
かけてありました。
「復興支援ありがとうございます。気をつけてお帰りください。」
と書いてあるんです。感動しました。被災し大変な状
況の中でも周りの人のことを気遣うこの心配り、こち
らこそありがとうございます。何もできないまま帰るよ
うな気がして申し訳ないことでした。また機会があれば
訪れてみたいと思いました。これからは心のケアが必
要になるのでしょう。そして街がもとどおりになるにもま
だまだ時間がかかるでしょう。私にできることを出来る
範囲で続けていきたいと思っています。
ボランティアセンターの宿泊所です。
もと幼稚園の教室です。
出発前のバスの中の様子です。ここにジンギスカン
を詰めた発泡スチロールの箱が13箱積み込んで、
バスなのかトラックなのかわからないような状態で
むかいました。
6月5日日曜日午前6時仙台出発→青森港へ、到着
後津軽海峡フェリーにて函館へ、上陸後一路室蘭ま
で走り、午後9時前に到着し今回の復興支援活動終
了でした。